国連への請願書

[box type=”info” size=”large”]中国での法輪功修煉者に対する強制的な臓器摘出を即時停止させるための国連人権高等弁務官への請願書[/box]

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署名

注意:英語でご記入ください。ご氏名とメールアドレスが必須情報です。

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私は「臓器の強制摘出に反対する医師団」(Doctors Against Forced Organ Harvesting)[dafoh.org]が請願書の原本または複写を保管し、中国での臓器収奪という残虐行為を停止する一助として、国連人権理事会、世界保健機関、国際移植学会、各国政府と議会、その他信頼のおける機関に提出することを認めます。

個人情報については署名活動のみに使用致します。連絡先が第三者に漏洩されることはありません。

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[tabs] [tab title=”署名”]署名

(左記の送信フォームから、2018年9月15日までに提出してください。)

2013年、「臓器の強制摘出に反対する医師団」(Doctors Against Forced Organ Harvesting)は、倫理にもとる臓器収奪を停止させるために即座に行動してもらうよう、国連人権高等弁務官への請願書をはじめました。この請願書は、強制臓器収奪の主な犠牲者である、精神修養の法輪功を修める人々への迫害を停止するようにも求めています。

2013年7月から11月にかけて50以上の国家・地域の150万人近くの人々が、この請願書に署名して支援を表明することで、未曾有の邪悪な行為に終止符を打つよう求めました。2013年12月12日、欧州議会で中国での臓器収奪に関する緊急決議案が採用されました。

下記に署名した私たちは、中国で拘束されている法輪功修煉者からの強制的な臓器収奪の事実に深く懸念します。この非道な犯罪の主な犠牲者は拘束された法輪功修煉者であり、強制的に臓器を摘出するということは、前代未聞の異常な邪悪の形態だと認識します。法輪功修煉者からの強制的な臓器収奪を停止することで、ウイグル人、チベット人、中国家庭教会という他の少数グループを対象としたこの非倫理的な行為にも終止符が打たれることを希望します。以上をもって私たちは国連人権高等弁務官に下記の通り請願します。

  1. 中国で拘束されている法輪功修煉者を対象とした臓器収奪を即時停止するよう中国当局に要請してください。
  2. この非道な犯罪の実行者を告発に導く調査に着手してください。
  3. 法輪功修煉者からの臓器収奪の起因である、法輪功への残虐な迫害を即時停止するよう中国当局に要請してください。

[/tab] [tab title=”強制臓器摘出について”]強制臓器摘出について

中華人民共和国では臓器提供制度も臓器割当制度も十分整っておらず、文化的にも臓器提供に好意的でない背景があるにもかかわらず、その年間移植件数は、世界第二位の地位にあります。

中華人民共和国の医療専門家が、1980年代、処刑された囚人から摘出された臓器を用いて移植手術を始めたとされています。2001年6月、中国人の王国斉医師が米国下院国際問題小委員会で、処刑された囚人の臓器を本人の合意なく摘出するために、病院が公安警察と結託していることを証言しました。このような移植手術は中国の病院にとって収益性の高い収入源となったのです。

合意のない囚人の臓器を移植手術に利用することは医療倫理に反し、世界医師会や国際移植学会などの国際的な医療機関や移植界から譴責されてきました。

迫害により拘束された多くの法輪功の囚人は、家族や同僚に迷惑がかからないように自己の名前や身元に関する情報を伏せてきました。このため臓器移植の濫用における格好の餌食となったのです。

2006年、カナダの人権擁護派弁護士デービッド・マタス氏とカナダ政府元国務省アジア太平洋州担当大臣デービッド・キルガー氏が、法輪功の修煉者からの臓器収奪の疑惑を調査しました。広域におよぶ状況証拠に基づいた報告書では、疑惑は真実であり、何万人もの法輪功修煉者が臓器のために殺害されてきたという結論を発表しています。

マタス、キルガー共著の『中国臓器狩り』では、中国の病院で働く医師との電話の会話が収録されています。

M:(患者が肝臓移植手術を受けられるまでに)どれくらい待つのか知りたいのですが。

戴医師:当院には毎日臓器が届きます。手術は毎日行っています。

M:新鮮で、まだ生きている肝臓が欲しいのですが。

戴医師:すべて生きていますよ。すべて生きています…

M:聞いた話では、法輪功の鍛錬をしていた人の臓器もあるそうですね。とても状態がいいそうですが。

戴医師:ええ。ありますよ。電話でははっきりと言えませんが。

M:その種の臓器を見つけてもらえるなら、すぐにそちらへ行きます。

戴医師:大丈夫です。いらしてください。

(『中国臓器狩り』アスペクト社   桜田直美 訳 p.139-140)

1999年以降の中国での臓器移植の激増は、法輪功に対する残虐な違法迫害が始まった時期と重なります。一般からの臓器提供制度がなく、処刑者数の減少するなかで、オンデマンド形式で臓器収奪できるように、拘束された法輪功修煉者が生体ドナーのプールを構成するようになりました。これらの確保された拘束者が、中国で年間1万件以上の臓器移植を支えています。

法輪功修煉者は拘束中に、血液検査、尿検査、レントゲン、身体検査などの医療検査を受けます。拘束された法輪功修煉者は迫害・拷問にあっているため、これらの検査がヘルスケアのためのものとは考えられません。金銭的な見返りなしで、拘束所がコストのかかる検査を受けさせることは、まずありえないでしょう。

中国での臓器移植件数と、死刑囚を含む臓器の提供源の数にかなりの格差があります。中華人民共和国政府はこれらの臓器源に関して納得のいく説明をしていません。

中国共産党の幹部は生きている法輪功修煉者から臓器を強制的に摘出することに共犯しています。2012年、デービッド・マタス氏は大量虐殺研究者国際協会(International Association of Genocide Scholars)のサンフランシスコでの恒例会で、下記のように発表しています。

 

1999年11月30日、中国の610弁公室は、法輪功に対する撲滅運動について話し合うため、3000名以上の高官を人民大会堂に集めました。運動が順調に進められていなかったからです。天安門広場での法輪功によるデモは続いていました。610弁公室の責任者・李嵐清が「その名誉を棄損し、その経済力を破綻させ、その肉体を消滅せよ」という政府の新政策を発表しました。

法輪功修煉者の肉体を消滅させるという政策は「大量虐殺」の政策です。臓器摘出を通して大量虐殺するとは認めてはいませんが、「肉体を消滅させる」意図で「臓器摘出」が行なわれています。

「囚人を処刑する」名目で移植のための臓器を摘出するために人を殺害することは、人道に反する犯罪であり、医療倫理の侵害です。移植用臓器に対する需要の高さにより正当化されるものではありません。

中国最大の良心の受刑者である法輪功修煉者が、この人道に反する犯罪の主な標的にされています。

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